「ビーグル犬は寂しがり屋で甘えん坊なので留守番は苦手」。
ネットにもよく書かれていますし、甘えん坊なのは間違いありません。
でもお留守番できないと決めつけてビーグル犬と暮らすことをあきらめるのは残念なこと。
この記事に書いていることを練習すれば、寂しがり屋で甘えん坊のビーグル犬だって、家や暑くないときの車の中で長時間お留守番できるようになります。
実際に、私が一緒に暮らすビーグル犬のみょうちゃんは、何時間でも家でお留守番することができます。
帰宅したときにとても嬉しそうな表情も見れて楽しいですよ。
この記事では、ビーグル犬にお留守番させるためのレッスン方法を紹介します。
記事を読み終えて、お留守番させることへの不安が少しでも減ればとても嬉しいです。
もくじ
ビーグル犬は、寂しがり屋で甘えん坊
群れで暮らし、群れで狩りをしたビーグル犬は一人になるのが嫌い。
ネットにも本にも書かれているとおり 「寂しがり屋で甘えん坊」は当たっていると思います。
一緒に暮らす人の帰宅時刻がわからないと不安になるのは、人もワンちゃんも同じ。
飼い主さんが黙っていなくなると、一人になることが嫌いなビーグル犬はとても不安です。
不安な気持ちが強くなると、吠えたり部屋を散らかしたり問題行動を起こすので「留守番が苦手」ということになってしまいます。
ビーグル犬に不安な気持ちをあたえないためには、いなくなるけど絶対に帰ってくるとわかってもらう必要があります。
帰ってくるとわかれば、安心して眠ったり、家の中でのんびり過ごすことができるのです。
「お留守番」を教える具体的な方法
では、具体的なレッスンの手順です。「待て」を教えたときと同じように、コマンドを決めて、上手にできたらオヤツをあげます。
ビーグル犬はじっとしていられない?いいえ、教えれば待てます。
まず「絶対に帰ってくるからお留守番よろしくね」という指示を与えるときの言葉(コマンド)を決めましょう。
うちでは、そのまま『お留守番!』と言ってます。英語でのコマンドは何と言うのでしょうね。
覚えやすくて短い言葉に決めたら、絶対に変えてはいけません。一度覚えたコマンドを変えると、ビーグル犬が混乱するからです。
- 「お留守番」のコマンドを言って、部屋の外に出ます。
- すぐに戻り、おとなしくしていたら『おりこう!』とほめてオヤツ。
- 部屋の外に出ている時間を少しずつ長くして、同じことを繰り返します。
部屋の外に出ているときに吠えたら、オヤツはあげずにやり直しです。
これを繰り返すことで、「お留守番」のコマンドを言われたときは、必ず帰ってきてくれてオヤツをもらえるとビーグル犬は覚えてくれます。
「お留守番」はこんなときに役立ちます
「お留守番」のコマンドでビーグル犬が長時間一人で過ごせるようになれば、生活スタイルの幅が広がります。
お留守番ができないと、外出するたびにペット預かりをやっているお店や知り合いに預けるしかありません。
「お留守番」を覚えてもらうことで、飼い主は行動の幅を広げることができます。
ビーグル犬と一緒に暮らすと、車で一緒に出かけることも増えると思います。
なるべく一緒に食事ができるところを探しますが、外出先によってはワンちゃんお断りのお店しかないことも。
そんなとき、車の中で「お留守番」できれば飼い主さんたちだけで食事に行くこともできます。
家でお留守番させるときも、必ずエアコン、クーラーの効いた部屋に居させてください。
ワンちゃんも熱中症になりますし、命を落とすこともあるからです。
まとめ
お留守番できるならビーグル犬と暮らしてみようかなと思っていただけたでしょうか。
「寂しがり屋で甘えん坊」はビーグル犬の可愛い性質のひとつ。
一緒にいるときは思い切り甘えさせて遊んであげましょう。
あなたの愛情は全部伝わりますよ。